備忘ぶ録-新犬小屋

ココログ「備忘ぶ録(https://kotatuinu.cocolog-nifty.com/blog/)」のコピー場所です。

2021年度第1四半期終了アニメの感想

全体的に本数も多く、優秀作品も多かった。
一方、長期作品は見るのが辛くなってきたものも多いか。

-最優秀-
ウマ娘 プリティーダービー Season 2
今期ピカイチに出来。
1期と同じクオリティーで、やはり実在の競走馬のエピソードを上手く物語に取り込んで(最後はともかく)史実に従いドラマチックに解釈されていて、それが感動を呼んだ。
エピソードや振る舞いとかどの史実を記した物かを特定班の解説を見るのも楽しい。
やっぱり作品愛だよな!

無職転生異世界行ったら本気だす~
トラックに轢かれて異世界転生物によくある出だしではあるが、赤ん坊の頃から意識があって創意工夫が出来たら魔法がある世界でどうなるかというif物語が根本。前世については、生まれた時から意識が有るのと、イジメで外界恐怖症となり外に出られない→師匠の助けで世界が広がるというエピソード以外にあまり関係無かったかな。能力とか経験とか引き継いでいる事でメリットがあるという方向にならなかったのは潔い。魔法について試行錯誤するというのと、フィギア作りはそれなのかもだけど。
後半、村を出て(出させられて)わがままお嬢様の教育係になって、これだけでも(その街でイベントをこなすだけでも)十分面白い話になったのに、魔法災害で不毛の地へと飛ばされ、恐れられるルイジェルドとの出会い・元の街へ戻る旅路と、もったいないくらいの話の展開にワクワクした。
やっぱり作品愛だよな!

ワールドトリガー 2ndシーズン
1クールしか放映してくれなかったのは残念。
前期では作りが荒かった印象があるが、今期では(それとわからないように)3Dキャラをうまく使って、バトルの見せ方が良かった。
ネイバーの攻撃と同時に遠征に向けてのランク戦+ランク戦外の駆け引きとか、1クールでも見どころが多かった。なにより、そのままでは戦力として弱かった眼鏡くんが自分の役割を考えて、チームメンバの能力を活かすためワイヤーを張るという場づくりを行うという頑張りがあった。まだまだ、場づくりだけで活躍できていないけど、防御か攻撃に行かせられればもっと面白くなるのに。ヒュースがチームに入ることによって、眼鏡くんの立場に変化が生まれるのか期待。
やっぱり、1クールしかないと物足りない。

Dr.STONE(第2期)
司帝国との決着はついて、司との取引をして和解。
終盤の科学技術(蒸気機関、ニトロ、冷蔵庫で死体の長期保存)は、イマイチ盛りすぎな感じがしないでもない。
蒸気機関はあんなにスピードとトルクがないだろうし、紙にしみこませたニトログリセリンがあそこまで大爆発しないだろうし(濡れた状態で紙飛行機を飛ばせるのか?)とかツッコミどころがね。
まあ、化学的に見積もり甘くない?という辺りは置いとくと(話の根幹だけどね・・・)、千空の一見排他的な性格は人道的な考えをベースで考えられていて心地よい人物像だし、科学帝国のメンバーも良い人たちで見ていて気持ちいい。一方、司帝国側は、冷酷で力の支配という風に見せていたのに、終盤では(話を畳むためなのかに)やっぱり司はいい人でしたって、ぶれてしまい興醒め感が。
全体的に面白かったけどね。

弱キャラ友崎くん
オタクで人との関わり方が分からなかった友崎に、日南がメンターとして色々教育を行っていき、人生を楽しく生きていく方法を教えていくという流れが、そこら辺を失敗している(というか重要と考えない)オイラには刺さる感じで興味深く見られた。
話がHOW TO的なイベントをクリアしていく納得のいく話の流れで、ラノベによくあるような無意味にハーレム状態になるよな底の浅い話ではない点が好感を持てた。
アニメは収まりのいいところで一旦終わりになったのは残念だけど、あとの話が気になったので現在刊行されている小説を一気買いした。

●PUI PUI モルカー
1話5分のお子様向けフェルトアニメではあるけど、示唆的な所や小ネタが作りこまれていて本編も面白いし、その後の考察班の指摘で2度おいしく面白く見させてもらった。
モルカーの愛らしさと健気さや、(オマージュを盛り込まれた)良質なシナリオが心地よく見られる良作だった。

-優秀-
●呪術廻戦
思い返してみると、これヤンキー文化を描いているな。力の強さでランク付けされる、仲間を大事にする、他の高校との力比べとかそこら辺。
まあ、そこは置いといて、やはり主人公が自分の身の不遇さを気にせずサバサバしていて、そして(滅私ではないが)人のために生きる気持ちのいい奴で、見ていて心地よい。
呪術師文化を知らない風変わりな主人公(強力な呪物を持っている爆弾持ち)が、紛れ込んで初めは異分子として警戒するけど、その性格の良さに感化されて仲間の絆が深まっていきという流れ。
バトル漫画だから、常に目新しさを追い求めることで、力のインフレーションが起きてしまうのはしょうがないか。そこら辺を期待して見ているのもあるし。終わりをどこにもっていくつもりなのか気になる。単に戦いに明け暮れてグダグダな内容になるわけじゃないよね?

転生したらスライムだった件(第2期/第1部)
王国と教会という人間が敵対してきて、リムルが教会騎士に戦いを挑まれるわ、リムル不在のテンペストが攻め入られるわで、逆鱗に触れてリムルが魔王となるところまで。
1期のオーク軍との衝突よりこじんまりとした感じになったけれど、その分、個々の戦いが分かりやすくなった。
国を治めるだけだと、世界に広がりが無く外からイベントを取り込むことになってしまうので、ぜひ世界漫遊してもらいたいものだ。
転スラ日記に続くけど、日常系コミックはいいや。

●怪物事変
物の怪が人間社会に紛れ込んでいて、物の怪社会の安寧を保つため、人間に排除されないよう逸脱した行為を潰していくというのが基本的な話の骨子。
なので、基本的に物の怪同士の話に始終していて、人間との交流は話に全く出てこない。そこが鬼太郎との相違点か。あと、不死の夏羽が無茶苦茶な特攻で解決するというのも。
無感情な夏羽(かばね:屍の意味か?)が感情を表さず常識からズレた認識を持っていて、それが仲間に教えられて成長するし、仲間も変わって行くという王道な話。
隠神(いぬかみ:老練な化け狸)の緩いけれど格好いい所が好き。晶のベタベタな甘え気質が嫌い。

●SK∞ エスケーエイト
レキのスケート好きな熱血感な所が心地よい。普通だったら何でも出来るパーフェクトクールビューティに描かれそうなランガが、普段はボケボケな残念イケメンでスケボーもレキに教えられて初心者から段々上手くなっていく課程、レキだけでなくライバルが徐々にスケボー仲間として仲良くなっていく課程が微笑ましくて良い。
愛抱夢が、人の話を聞かず一方的な力で押しつけてくる、受け入れられない強敵として現れてそれに抗うという対比が物語りとしてよく機能していた。

ゆるキャン△ SEASON2
お一人様キャンプのHOW TOとしては1期で出きった感じで、今期はグループキャンプでわいわい楽しい所を見せるという方向。
後は1期と同じく実在のキャンプ地の観光案内とメンバー達や他のキャンパーとの触れ合いとか。まあ、なでしこの初めての一人キャンプと、野クルメンバの調査不足とか先生も一緒にキャンプとか目白押しな所もあったけど。あと、なでしこのお爺ちゃんが素敵。
オイラは、物語が無い作品はイマイチ乗れないのでその点はマイナスだけど、よく出来ている作品ではある。

●五等分の花嫁∬
1期とは違い2期は3Dキャラで初めはイマイチこなれた動きでは無かったけれど、途中から調整されたのか見易くなったと思う。
全員デレモードになって猛烈アプローチ状態(三玖が奥手でちゃんと言えていないかんじだけど)に入ってという所で終了。
生殺しだね。

●IDOLY PRIDE
アイドルの卵からライブバトルでトップ取るまでの成長物語。
他のアイドル物と異なる点として、マネージャー牧野航平の元に、今は無き同級生でトップアイドルであった長瀬麻奈の幽霊が現れて、新たなアイドルグループのメンバ、麻奈の妹の琴乃と、麻奈の歌声を持つ川咲さくらたちをマネージャと共に見守る存在として居るという点。二人の成長と共にやがて消えゆく麻奈のドラマが物悲しい。
もちろんアイドル物ということで、歌もあり、これがまた良い。他のアイドルグループの歌はイマイチな感じがしたけど。

-佳作-
Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season(後半クール)
独りで踠いていたスバルが、反目していたメンバーも含めて説得し皆に頼る事で、一人では解決できない問題をクリアした回。まあ、前も色々頼ってクリアしてたけど、学習していないというかなんというか。
レムの意識は戻っていないし、魔女教の司教達という強敵やら魔女達とかなんやら設定の開陳されたけど、今回は説明がないし、なんだかなという感じ。
前クールがしんどかったのが、その対比として今回はあっさりというかなんというのか風呂敷を畳んでしまった感。

●たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
コミカルファンタジーな作品として楽しめた。
世間知らずなロイドが、自分の強さを自覚せず(一般人には絶望的な)敵をちょちょいと撃破してしまうというパターン。
真っ直ぐで素直な性格のロイドを見ていて心地よかったけれど、他に売りがあるかというと・・・。

●Levius -レビウス-(地上波放送)
スチームパンクな義手ボクシング物。
基本、スチームパンク義手機構があることでボクシングに勝つのは必勝法や必殺技の練習あるのみみたいになっていて、結局はボクシングがコミュニケーションの手段的な扱いになってしまっていると。まあ、ボクシングがテーマでは無く、ドラマなのでそういうもんだと見るべきか。
最後の強敵が、なんか所属ジムのバックにいる企業だか軍の実験なのかオーナーのナルシストさんのオモチャになっていて、その洗脳を解くのが目的ってなってしまって、SFだかファンタジー物としてみなければならなくなった・・・何でもありじゃん。
3Dキャラだとアクションが(手書きに比べて)描きやすくなったのかもだけど、速い動きは、何が何だか分からなくなるんだよね。動きを見せるための嘘が出来にくくなって、リアルという言い訳で見にくい画を見せられるのは辛い。

ログ・ホライズン 円卓崩壊
他国からの権力介入のドタバタで、アキバの街の安定を担ってきた円卓会議の存在意義が揺らいできて、それは冒険者だけで運営していく点が問題で、アキバの住人として増えてきた大地人も含めて考えていこうという結論。
あと、クラスティが中国サーバに飛ばされての冒険譚と、アキバの街をフィールドとしたレイドバトルとかもあったけど、アナザーストーリーを取って付けた感じ。まあ、MMORPG的世界感を体現しているのはこちらなのだけれど、どっち付かずになってしまったような感じ。

ワンダーエッグ・プライオリティ
”少女達を食い物にする大人や虐げてくるカースト上位の奴ら”という少女達の敵を、少女達の願いである”自死した友達を復活させる”目的を達成させるために戦う。そして、少女達は(対象は違えど)目的を共有できる仲として友達になり、そして戦いを通して成長していく・・・。というのが表面的な話。
少女達が戦うフィールドを作り出したのは、アカと裏アカの作り出した「父親が望む少女像」を実現したAI”フリル”(アンドロイド)と、フリルが作り出した存在(AI?)によって最愛の娘ひまりを自死へと追い込まれ、そして少女達の不可解な自死の増加を招いた。そのフリルを倒すために愛たちを駆動して、戦わせていたというのが真の話。SF的でとても良いけど、最後の畳み掛け過ぎて、もうちょい明かしていってもよかったのではと思う。
アニメとして丁寧に作ってあるし、話は少女世代が生きていく上で障害となる社会的な存在を倒せるキャラクタとして視覚化して倒すことでキャラクタの成長があったり、設定を明かすのが遅きに失した感があるけど好みのSF的な話であったりで見どころは多い。
放映されている分では広げた風呂敷が閉じられていないので、大体ここら辺の評価。最終回はまだ放映されていないので完全には評価できないな。

ホリミヤ
あえて書くとしたら堀×宮村。
中盤まで青春物としてよかった。自己評価がぶっ壊れていて、ポリシーも無くピアスを開けてるけどヤンキーになる訳でもない(そういう仲間が居なかっただけか)宮村が、なんだかんだで牽引力のある堀と知り合いになり仲がよくなり好きだと気付き恋人になりという課程が、よかったのだけれど。
終盤はネタが無くなったのか、周り(石川・吉川・河野の三角関係とか)の話を出してきたり、卒業のときに昔の宮村と今の宮村が会話して振り返りしたり、何か違うんだよなという違和感が始終。
堀と宮村の二人を中心にモブとの絡みがあって、堀が引っ張っていって宮村は流されるだけ(過去は振り返らない)というのが根幹だと思っていて、それからブレブレになったのが終盤に出してきて台無しにしたという感じ。

七つの大罪 憤怒の審判
七つの大罪と魔族と天使がなんか力業で戦って時間稼ぎしたという乱暴な話になってしまったなと。

ひぐらしのなく頃に
途中で終了。ほとんどはリメイク(羽入は残滓だけでもういない点、悟史もほとんど出てこない点が異なるけど)で、(鬼騙し編から以前とは展開が異なるらしいけど)郷壊し編から新規分で沙都子がループの原因であったと明かされて・・・という流れであったけれど、その前が長すぎる。新規参入者に説明が必要という考えなのかしらん。過去は一定数に受け入れられ猛れど、今時から見ると時代に取り残されている感があり消化している感が。
そして沙都子が、梨花に(百合的に思えるほど)固執している理由が分からん。今までの話でも仲はよかったけれど、そこまで固執するような描写は無かったと思うけど。

-もっと頑張りましょう-
約束のネバーランド Season 2
1期は農園以外の世界がどのようになっているの分からず、農園から逃げ出す算段をママとの頭脳戦でいかに隠して遂行するかというスリルがあった。2期では、脱出して世界を知りいかに生き延びるか→鬼に対抗する手段が無く隠れて生き延びるしかない状況→デウスエクスマキナ
今まで隠れていた特殊な鬼が、なんかしらんけど出張って丸く収まりましたって、正直、最後はどうかと思うよ・・・。
人間社会も全然描写が無く、鬼社会と完全隔絶されているの?そう簡単に受け入れて貰えたの?そこを見せてくれなかったし、解決策も転がってきただけなので、全体的にご都合主義的展開で薄っぺらく感じてしまった。

魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編
話が荒い。見せ方が悪いのか、ご都合主義的な設定を開陳しているのを見せられて、心に何も届かなかった。
チャイルドマンが教育者になって弟子を育てていた理由あたりもとってつけた感にしか思えなかった。

のんのんびより のんすとっぷ
日常系は盛り上がりがイマイチ。初めのインパクト(田舎の子の生活)が過ぎ去ってしまえば、後はダラダラと同じ事の繰り返しかキャラを増やして目新しさを狙うかしかない。

WIXOSS DIVA(A)LIVE
キャラも話も王道というかテンプレ。勢い脳筋が突き進んで周りが引っ張られて楽しー→ライバル達と仲良くなって、ますます楽しー→強敵にめっちゃやられて辞める!→何か分からんけどやっぱもういっちょやるわって。
一番の問題は、ゲームがどういうルールなのかわからんとバトルシーンが全く分からん。バトルシーンがメインなのに。カードの効果がイマイチわからず、なんか力業でライフを削る・根性で耐えるようにしか見えない。
解説編が必要じゃない?

●2.43 清陰高校男子バレー部
大体テンプレ。
キャラに印象に残る特徴があるわけでもないし、劇的な話の展開があるわけでもなく、普通に春高狙いでみんな頑張って成長して行くという話になって、ありきたり感が。
自分がバレーボールをやっていた/運動部だったからとか、キャラが好きとか思い入れがあれば違って見えただろうけど、物語を追って行くオイラには平凡な展開でしかなかった。

7SEEDS(第2期)
第1期から感じていたけど、何を伝えたくてイベントが発生しているのかが理解できない。ストーリーが思いついたら書いている感満載で行き当たりばったり。
船に閉じ込められるのに時間使いすぎ。

●スケートリーディング☆スターズ
グループで滑って魅せる男子スケートという特異性(まあ、イケメン揃い)と、挫折した奴が一度は諦めたけど情熱を持つ奴に願いを託すというよくある話の組み合わせ。色々ドラマがあって見どころは多いのだけれど、スポーツモノに興味が薄いので、斜め見になってしまった。

●オルタンシア・サーガ
設定が色々ある話であるが、原作ゲームに準拠しているのか無理矢理感といまいち感しかなかった。
ゲームなら戦闘があって成長してという楽しみがあるのだろうけど、設定を明かすためにイベントが発生してキャラクタたちが動かされてという内容で主体的なところが薄い印象しかなかった。

天地創造デザイン部
実際の生物って、神様の無茶ぶりされて作られたんじゃ無いのという発想から出来ている作品。
生物の謎生態紹介番組。
それが根底にあるから、展開が大体同じ。

●装甲娘戦機
次元を渡ってくる謎の機械生命体に脅かされていて有効な戦力が装甲娘位でじり貧な状態な世界で、ある街では攻め入られて窮地に陥っている所を見せられたのに、地方都市では観光できるくらいノンビリしていてチグハグ。
全国行脚で観光地巡りになっているわ、それでいて現地の人達との交流はほぼ無し。じり貧の人達か、オタクロスとか装甲娘のパワーアップに関係する人が出張ってきたくらいしかない。
なにより主人公リコが、戦力にならないただのムードメーカーでしかないし、訓練するわけでもなくグダグダな存在でしか無い。メンバーが脳天気すぎて、ユルイ状況が続くので話が印象に残らない。
何を見せたいのか訳が分からない。

おそ松さん 第3期
グダグダ。

●アイ★チュウ
これアイドル育成の学園じゃないの?
レッスンもして貰えないで、アイドル自身がCDを売りさばかなくちゃいけなくてダメなら退学って・・・。
内容的にも印象に残る物が無かった。ムードメーカーが憧れで突き進んで、周りもなんとなく意識が芽生えて、強敵が現れてちょっと突き放されたら絶望して、でも俺はやるぜー!!って、テンプレ感。

BEASTARS(第2期)
食殺犯が分かったけれど、警察に届けないで、決闘と称して対峙してグダグダ話し合ったりしたりぶん殴ったり、虫食では力が出ないのでルイ先輩の足を食って力付けて喧嘩に勝利して解決。なんだそりゃ。
全ての獣が知性を得て社会を構成したら、食う・食われるの関係をどのように解決するかというifの物語を灰色狼のレゴシを通して見ていったのが当初のコンセプト。獣の食肉衝動は、青年期の性的衝動とメタファーとして扱われると、解釈される訳なのだけれど、レゴシはハルちゃんと付き合った為に草食獣を食いたいという衝動を抑えつける方向に行ってしまったことで1期の終わりにはそのifを見せる事についてリタイアしてしまった。その代わりルイが獅子組のTOPになることで裏社会を見せることとなったけれど、こちらも中途半端な感が。
”裏社会で流通する肉”の存在について明かしてきた辺りから話の根幹がゴチャってきた。
あと、ルイとイブキの草食獣と肉食獣の奇妙な友情が婦女子向けのサービスかよと。

-切り-
●裏世界ピクニック
7話まで見たけど、ホラー物は理屈がやはり通らなく、SF者としては考察できなく得心できないので苦手。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険
思い入れが無い+長すぎるので切った。他に見る物が多すぎて、これを消化できなくなってきたのが一因だけど、やはり物語の構成が古いし、行き当たりばったりで興味が無くなった。

-継続-
蜘蛛ですが、なにか?
●バック・アロウ