備忘ぶ録-新犬小屋

ココログ「備忘ぶ録(https://kotatuinu.cocolog-nifty.com/blog/)」のコピー場所です。

今週届いた本

緊急事態宣言が全国で解除。株価も大分回復し3銘柄を売り約定できて幾ばくかの利益を確定できた。しかし、規制は状況により3段階のステップを踏むという。全国のコロナ発症者も少なくはあるけど、日によっては10名以上のときもあり余談を許さない状況。
でも、電車も混んできて、マスクをしていない人もちらほらと見かけるようになってきた。油断しているなぁ。

(1)月刊 アフタヌーン 2020年 07月号
新連載「メダリスト」夢破れたフィギアスケート選手 司が、昔のつてでフィギアスケートのコーチを引き受けるか迷っていたところ、小学校5年の少女 いのり と出会う。その少女は、何をやっても駄目で親にも優秀な姉と比較されながらダメ出しされ自信がなく生きていたが、唯一フィギアスケートをリンクのおじさんにお情けでやってきてその才能に縋ろうとしていた。それが夢を絶たれようとする、その境遇を司は自分の苦労の道と重ね いのり を救おうとコーチを請け負う。 まず、話回しがいい。真面目なストーリーに適度なギャグが入っていて、深刻になりすぎないし肩の力が抜けていい感じに心に入ってくる。そしてコマ割りがイイ。ページ当たりのコマ数が多いにもかかわらず、見せたいところを抜きで表現したり大きなコマの上に小さなコマを入れたり、場面転換で場所を示すような重要ではないコマとか絶望で小さくなるようなところを小さいコマで示したりとか、気を使っているのがわかる。ざっくりした画風ではあるが、芯がしっかりしたデッサンで、ざっくりさがかえって味が出てとてもいい。
次回で「大蜘蛛ちゃんフラッシュバック」が最終回か。

(2)電撃大王 2020年 07月号
新連載「q.天上の音楽」ヒューマノイドが日常にいる世界。優秀なバイオリニストである憓は、優秀すぎてコンクールに共に出てもらうピアノの伴奏者を断られ続けていた。本当ならピアノをやっていた親友 シオンに伴奏をしてもらいたかったが、1年前ヒューマノイドの完璧な演奏を聴いてピアノを断念してしまった経緯から、憓はヒューマノイドを嫌っていたが、あるとき無契約のヒューマノイド(ピアニスト)にダシに使われて・・・。  親友に離れられて、孤独を抱える少女が主人公というほの暗い雰囲気と、繊細な絵柄がマッチしていい感じ。再生の物語になるのかしらん。
「ちょろいですよ鬼殺さん!」最終回。気が張っているんだか抜けているんだかよくわからない世間知らずな鬼殺さんのドタバタお色気コメディで気を抜いて見られる箸休め的な良作でした。最終回は本当に鬼が出てきて、でもそれは・・・というところで終わってしまったのはもったいない。あの二人を交えたドタバタで話を続けるつもりだったのかなー。乙でした。
次回で「三ツ星カラーズ」「ユニコーンと寂しがりや少女」「魔法科高校の優等生」が最終回。

(3)星系出雲の兵站―遠征― 4 (ハヤカワ文庫 JA ハ 5-10)
敷島星系の探索の話 と ガイナスの五賢帝の衰退・新たなるガイナスの存在。

(4)CONTINUE Vol.65
にじさんじ 月ノ美兎特集。
志村けん特集も。