毎クール多すぎて織っていくのも大変だったのだけれど、今クールはコロナ禍により本数は少なめで楽でした。
次クールも、同じくらい削っていこうかしらん。
まあ、出来はそこそこだったかなという印象。
－優良作－
●A.I.C.O Incarnation
人工生体や、ダイバースーツといった近未来的ギミックがSF者の好奇心を引き寄せる作品。鳴子ハナハルさんデザインのキャラクタもそこ儚くエロいし。
爆心地に向かってのロードムービー的話と、外での政治的やり取りや生命研での探り合いの話があり、作品世界の広がりを見せてくれて非常に良かった。でも設定エラーなのか、アイコの体は生体の方なのに傷つけられた時とかに黒い痣が出てたのは何故？脳の人工生体が体に影響を及ぼしたの？生身では有害な空気でスーツを着ないといけないところを生身で出てたよね？とか疑問が残る。
マターが暴走して爆発的成長をしたけどそのエネルギーは何なのか、何故人を襲うとか、話の本筋では無いけど気になるね。小説とかあるのかしら。
●天晴爛漫！
さすがP.A.WORKSらしく色合いがとても良い。
米国の大陸横断自動車レースの話であるが、そこは話のエッセンスというか駆動力だけで本筋では無かったな。
レース前のアルとのレース、ジン・シャーレンの話やホトトのギルズスネークへの復讐劇が大分話数を使っていて、後半は「復讐のギル」との対決に費やされていたし。ロードムービーではなく(移動しながらアクシデントに対するアクションではなく)、レースの相手として仲間意識を持って、レースを阻害する奴と対決するため一致団結するという方向性。天晴が合理性を追い求めていた奴だったのに、小雨や周りとの付き合いで人情というか心を通わすことを知った成長物語(他のメンバーも)な点も良かった。
－良作－
●やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
なんとも、比企谷と雪乃が落ち着くところに落ち着いたという。
今までの話では比企谷が悪い所を全部背負って手打ちにして、周りが眉を顰めるという話の流れではあったが、今回は当て馬企画を作っていたけれどそれも含めて丸く収まる話で、まあ、思い出作り的な？
しかし、雪乃の姉ちゃんが「共依存」だのとウザ絡みしてきて、何難癖つけてんだコイツと思ってたけど、何なのあれ？結局、付き合えって嗾けてたの？
由比ヶ浜のアプローチや、いろはのちょっかいもあったけど、比企谷の腹が決まってたのか靡かなかったりと、でも、デパートに二人で行ったりクッキー作りにおうちにお邪魔したりと、腹決まっているのにそんな真似しちゃダメだろう・・・。
－佳作－
●魔王学院の不適合者～史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う～
ラノベ枠でも、無双者であっても、結構楽しめた。アノスが一本筋の通った心根が良い奴だったのが一番の勝因ですな。
まあ、魔王学院と勇者学院って学園物にしたいだけなんじゃないかって、まあ、話の駆動としては楽だろうなともおもうけど。
そもそもアノスが魔王学院に行く理由ってなんだっけ？ほかのメンバーは権力主義的な強さを認めさせたいという理由づけがあったりだけど。
●Re:ゼロから始める異世界生活 第2期
最後に6人の魔女が出てきて、物語が進んだけれど、スバルが何度も辛い目に合うのを見ていて辛い。この作品の根幹部分であるトライアンドエラーである”死に戻り”の否定になってしまうけどね。
しかも、今回は(兆候が見えたけれど)解決までには至らないで、一旦終わってしまったので生煮え感半端ない。
やはりエミリアが嫉妬の魔女であると設定の開示があって、次への期待を残させたのだけれど・・・。まあ、テンポ悪いよね。
●HERO MASK
海外刑事物ドラマをアニメで実現させるというコンセプトか。
本物っぽいとは思うけれど、登場人物が多くて訳が分からなくなったし、何か調べ物をしているシーンが長くて、どのような事で調べているのかよく分からない。
何よりシーン毎の関連が全然見えてこない。
●食戟のソーマ 神ノ皿
今回のテーマは、料理対決より家族愛がテーマ？
まあ、料理は料理で、特徴のある料理人や調理方法の必殺技や食材とか工夫が凝らされていたけど、コンビニのものを食材にしろとか、ある意味ふざけた感じだか、思いつきの様なお題で、ネタ切れしてきたのかなという感じ。
まあ、美味しそうだったし、おはだけとかエッチ風味もあったし、そこら辺はいつものと安定してたけど。
●TVアニメ「Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)」ユニットPV 〜supernova、この花は乙女編〜
電撃大王掲載の漫画はあまり話が練られておらず単なる登場人物を動かしているという印象しかなく、アニメもそうなのかと思ってみはじめたが、さにあらず。とてもいい雰囲気でキャラも立っていて話も王道ながらも面白い。
ただ、肝心の音楽がライツ以外が微妙な歌詞だなぁと。
●デカダンス
終末的世界だけど、ヒロインの明るく前向きな性格や、(ファンシーなゲームの様な)コミカルな風体のキャラクター達もいて、切迫感が無い雰囲気。でもそれが危機的状況をマイルドにしてしまい薄味になってしまった。
心に刺さる感じが無い印象になってしまった。何か足りない感が拭えない。もっと絶望感を感じさせる演出をしてればなぁと。
●放課後ていぼう日誌
潔癖症の子が釣りの楽しさを知って自ら釣りを考えるという成長話。アオイソメとか生物はまだダメっぽいけど。
釣りとかって、やってみないと楽しさは分からんよな。
オイラも子供の頃、親に連れられて行ってたけど、命を奪うという所を考えてしまい行かなくなった。必ず食べるということをしてなかったし。
●無限の住人-IMMORTAL-
地味な絵柄ながらも、2期を通してがっつり作品全体を描き切った良作。
原作は、所々コミカルな描写があったりもしたけど、やはり人斬りが根幹にあるので、全体的に暗めな色調や演出がいい雰囲気を醸し出していた。作品世界を理解しての正しい演出を選択され、それがガッチリと噛み合わさった印象。
ただ、原作通りだけど、万治が囚われて実験されるあたりは話がダレてるなーと思った。
ー及第点ー
●ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld
話が1クール空いていて、主役のキリトがずっと呆けてたし、軍隊の衝突も見せ方が悪いのか単なる乱戦でしか無かったし、正直ズルズルと尺伸ばしにしか感じずいまいち面白みがなかった。
最後の宇宙での戦いも何なんだあれ。あれで何の説明もなく終わりってのは視聴者をほっぽりだしで、何の期待感も残らなかった。
●恋とプロデューサー ～EVOL×LOVE
なんというか設定が活きてないなと感じ、そこからイベント的に整合性というか唐突感というか、ご都合主義的なかんじだなと。TV番組の弱小制作会社の社長という設定が全然活きてない。普通のOLが巻き込まれたとしてもあまり変わらないだろう。
EVOLが単なる武器でしかなく、あんまり進化っぽくないよなー。そこら辺を小難しくする必要はないけど、練れていなくて活用できてないなー。
●ノー・ガンズ・ライフ(第2期)
あんまりコレという印象が残らなかった。
お兄さん話とか、他のガンスレイブユニット話とか、ハルモニオンの意味とか出てきたけど、基本ガチンコ対決だけで、戦術とかないし、それしか印象が無い。
●THE GOD OF HIGH SCHOOL
それっぽい武術の動きはとても良かったけど、決め手は超能力戦でしかなく、それがいまいち。
結局、歴史上の妖怪や英傑の力を使ってどうこうするだけ。メンバーの事情も、さほど共感も感銘も受けなかったので、のめり込めなかった。
ーもっと頑張りましょうー
●フルーツバスケット 2nd season
前作は好きでDVD BOXを買ったけど、今回のリメイク物はあんまりのれなかった。内容は変わらんのにね。絵を現代に寄せてきて見やすくしているのはわかるけどね、なんでこの作品をリメイクしたかったのか？理由がわからん。
なんといっても、話がしんどい。後半は観るのが辛く、前作がそこに至る前に終わったのはそれがわかっていたからなのかな。そして、話が途中のところで終わってしまうし、中途半端すぎる。
●文豪とアルケミスト～審判ノ歯車～
スマホゲーらしい手持ちの札(作家)でクエスト(敵を倒して作品を救え)をこなす系の話で、あんまり内容が無い。太宰治の偽者を一緒にいたからーと芥川が真摯に(？)庇おうとするとか、オイラには、いまいちのれない方向。
敵がなんの目的で作品を壊そうとしているのかのが分からんし、撃退するだけで何にも残らなかった。
●うまよん
まあ、悪くは無いけど、やはり5分ものスピンオフ作品では単にドタバタで終わってしまい内容が無い。
●ジビエート
(二人生き残ったけど)全滅劇で救いがないし、それ以前に話が強引。人間が怪物になるウイルスは研究者の博士と共に異星から訪れた物で、しつこく追ってくる怪物が恋人でそれを治す研究をしていた。でも倒しちゃったからお前らブッ殺す。あ、お前らが過去から連れてこられたのはキャサリンが願ったからで宇宙船の精神感応がそれに答えて最後の力で呼び寄せたんだよ。さて死ねぇ！って・・・
全然話が練られていなくて、最後に博士が設定をぶち撒けて、全く救いがない尻切れトンボで終わって、なんだそりゃって感想しか残らないですよ。
EDに大黒摩季を起用したり、声優も有名どころを使ったりしてたけど、肝心の本編がコレでは・・・
●アラド：逆転の輪
ゲームやってないから設定がよく分からんのだけど、やってたらわかるのかな？
いろんな時代に飛んで、腕が暴走する→何とかなった。次の時代への繰り返しで、内容が無い。
